日々生活していると、急な通院や冠婚葬祭などで、出費が重なり、現金が足りず慌ててしまうかもしれません。
そんなときにやり方を知っていると役立つサービスがキャッシングです。
キャッシングは、クレジットカードでお金を借りられます。
しかし、キャッシングのやり方がわからず、不安を感じる人は多いのではないでしょうか。
この記事では、以下のことを解説します。
- キャッシングとは
- キャッシングのメリット、デメリット
- キャッシングのやり方(利用方法)
- キャッシングの注意点
この記事を読んで、キャッシングのやり方を理解し、急に現金が必要になっても慌てないように準備しましょう。
キャッシングとは?

キャッシングとは、お金を借りるサービス全般を言います。
そして、キャッシングの種類は以下のとおりです。
- クレジットカード付帯サービスの「キャッシング」
- カードローン
順番に解説します。
クレジットカード付帯サービスの「キャッシング」
先述したとおり、お金を借りるサービス全般をキャッシングと言います。
しかし「キャッシング」と言うと、クレジットカードの付帯サービスであるキャッシング機能のことを指すことが一般的です。
そして、キャッシング機能とは、クレジットカードを使ってATMやCD(キャッシュディスペンサー)などで、お金を借りられます。
キャッシングのやり方(利用方法)については後述します。
また、キャッシング利用するためには、事前に「キャッシング枠の増額」を申込み、クレジットカード会社の審査に通過する必要があります。
キャッシングは、カードローンと比べて金利が高く、借入可能額が低い傾向にあることがデメリットです。
しかし、クレジットカードで気軽にお金が借りられることや、融資スピードが速いメリットがあります。
カードローン
カードローンは、申込みを行い、審査に通過後、借入専用カードが発行されます。
借入専用カードを使って、ATMやCDなどで、キャッシングが利用可能です。
キャッシングと比べて、金利が低く、借入可能額は高い傾向であるため、借入に特化しています。
「キャッシング」と「カードローン」の違いは?
クレジットカード付帯サービスの「キャッシング」と「カードローン」の違いは以下のとおりです。
種類 | クレジットカード付帯キャッシング | カードローン |
借入可能額 | 低い(100万円程度) | 高い(500万円程度) |
金利 | 高め(15%~18%) | 低め(1.5%~15%) |
融資スピード | 最短即日 | 最短即日~1週間程度 |
返済方法① | 一括返済/リボ払い | 一括返済/リボ払い |
返済方法➁ | 口座引き落とし/銀行振込/ATM振込 | 口座引き落とし/銀行振込/ATM振込 |
ショッピング機能 | 有り | 無し |
以上のように、両者の大きな違いは、借入可能額や、金利などです。
また、クレジットカードはショッピングもキャッシングも使える便利なカードであり、カードローンは借入に特化していることがわかります。
キャッシングのメリットは?

キャッシングは審査が完了している場合、クレジットカードですぐに現金を用意できるため、もしものときに助けになるでしょう。
ここでは、キャッシングのメリットを詳しく解説します。
- 最短即日で借りられる
- 使い道は自由
- アプリで利用可能
- ATMやCDで利用可能
- 海外でも利用可能
順番に解説します。
最短即日で借りられる
先述したとおり、審査済みであれば、数時間から即日で現金を借りられます。
急にお金が必要になったときに慌てないで済むため、審査済みであるか確認をしておくと良いでしょう。
主な確認方法は以下の2つです。
- クレジットカードのマイページから「キャッシング枠」または「ご利用可能額」メニューを確認
- クレジットカード会社に電話で「キャッシングが可能か」聞いてみる
クレジットカードのマイページから確認し、審査が完了してない場合「ご利用可能額”0”」と表示されます。
もしものとき慌てないため、キャッシング予定がある人は審査を申し込んでおきましょう。
使い道は自由
住宅ローンやマイカーローンなどは、使い道が限定されますが、キャッシングで借りたお金の使い道は自由です。
趣味などの娯楽や、他のローンの支払いや生活費など、何にでも使えます。
借り過ぎや返済計画を立てた上で借りるなどの注意は必要ですが、自由に使えるお金が増えるのは、生活を豊かにするでしょう。
アプリで利用可能
専用アプリからキャッシング利用可能です。
多くの場合、クレジットカード会社がカード管理用の専用アプリを配信しています。
専用アプリを使えば、スマホだけでキャッシング利用申し込みができるため、ATMに足を運ぶ手間が省けて便利です。
ATMで利用可能
コンビニや商業施設にあるATMでも、キャッシングの利用は可能です。
買い物のついでや、仕事帰りなど、さまざまなシーンでATMを利用できるため、気軽にお金を借りられます。
身近にあるATMですぐにお金を借りられることは、キャッシングの大きなメリットでしょう。
海外でも利用可能
キャッシングは海外でも利用可能です。
主要な空港や駅などのATMから、現地通貨で借入ができます。
しかし、利用前に、「海外キャッシング機能」の申し込みと、審査に通過する必要があるため、注意が必要です。
海外旅行中に現地通貨が足りなくなり、慌ててしまうことがあるかもしれません。
海外キャッシングは、旅行前に審査に通過しておくと、もしもの時に助けになるでしょう。
キャッシングのデメリットは?

先述したようにキャッシングのメリットは多くありますが、反対にデメリットはないのか疑問になることでしょう。
キャッシングのデメリットは、以下のとおりです。
- 住宅ローンなどの審査に悪影響の可能性がある
- カードローンと比べて金利が高く、限度額が低い
- ポイント還元がない
- ATM使用料がかかる
金利が高いことやATM使用料がかかるなど、金銭面でのデメリットは注意が必要です。
しかし、対策を取ることでデメリットは緩和できるため、しっかり理解して対策しておきましょう。
住宅ローンなどの審査に悪影響の可能性がある
住宅ローンやマイカーローンなどは、ローン審査が必要になります。
ローン審査は、収入や健康状態、債務の返済履歴などその人の返済能力を知ることが目的です。
もしキャッシングで返済の遅延があった場合、返済能力が低いと判断され、ローン審査に通らない可能性があります。
しかし、返済期間内に返済できていれば、ローンの審査に影響はありません。
キャッシングの際は、借りすぎに注意し、計画的な返済を心がけましょう。
カードローンと比べて金利が高く、限度額が低い
キャッシングはカードローンと比べると金利は高く、借入限度額が低く設定されています。
カードローンとの比較は以下のとおりです。
キャッシング | カードローン | |
金利 | 高め(15%~18%) | 低め(1.5%~15%) |
借入限度額 | 低い(100万円程度) | 高い(500万円程度) |
キャッシングでは、必要最低額だけ借り、短期間で返すことをおすすめします。
しかし、キャッシングはカードローンのように「
新しくカードを申込む必要がないため、カードの管理や申込み・審査の手間をか
キャッシングで借りる頻度が多くなり、限度額が足りないと感じ始めたら、ライフスタイルを見直す必要があるでしょう。
ポイント還元がない
買い物の代金や飲食代などをクレジットカード決済をした場合、購入金額の0.5~1%程度ポイントがもらえます。
しかし、キャッシングを利用してもポイント還元がないため、デメリットとなります。
ただし、クレジットカード会社によっては、「キャッシング申し込みでポイントがもらえる」などキャンペーンを開催している場合があるため、チェックしてみましょう。
下記は、楽天カードのキャンペーン例です。
※出典:楽天カード「キャッシング枠をご希望&付帯で最大1,000ポイント!」
ATM使用料がかかる
キャッシングはATMを使って、簡単に現金を借りられることがメリットの一つでした。
しかし、ATMでキャッシングを利用するとATM使用料がかかります。
主なクレジットカード会社のキャッシングATM手数料は以下のとおりです。
10,000円以内 | 10,001円以上 | |
ATM手数料 | 110円 | 220円 |
1回につき手数料がかかるため、何度も利用すると負担になってしまいます。
しかし、ATMを使わなければATM手数料はかかりません。
ATM以外のキャッシング方法は以下のとおりです。
- アプリからキャッシングを申し込む
- インターネットからキャッシングを申し込む
- 電話でキャッシングを申し込む
以上のキャッシング方法は手数料を節約ができるため、覚えておくといいでしょう。
キャッシングの申し込み方法

キャッシングを利用するためには、事前に申し込みを行い、審査に通過しなければいけません。
一般的なキャッシングの申し込み方法は以下のとおりです。
- クレジットカードの会員サイトにアクセス
- キャッシング枠の確認(0円であれば、増額を申請する)
- 年収や他社の借入状況など必要情報を記入
- 運転免許証やマイナンバーカードなど必要書類を送付
- メールや封筒などで審査結果が届く
審査にかかる時間は個人差がありますが、長い場合は1週間以上かかる可能性があるため、余裕を持って申し込みましょう。
キャッシングのやり方(利用方法)

審査に通過すると、キャッシングサービスでお金を借りることができます。
キャッシングのやり方を知って、どれが自分に合っているか確認しましょう。
一般的なキャッシングのやり方は、以下の3つです。
- ATMで引き出す
- 電話で申し込み
- インターネットで申し込み
- アプリで申し込み
順番に解説します。
ATMで引き出す
ATMを操作したことがある人なら、操作が簡単なため、気軽にキャッシング可能です。
また、ATMはコンビニや商業施設など、生活エリアに多く設置されているため、身近な場所でキャッシングができます。
ATMのキャッシングのやり方は以下のとおりです。
- クレジットカードを挿入
- 「ご出金(借入)」を選択
- クレジットカードの暗証番号を入力し「確認」を押す
- 借入金額を入力し「確認」を押す
- 返済方法「一括返済」か「リボ払い」を選択
- お金とクレジットカードと利用明細を受け取る
ATMでキャッシングすると現金が手に入ります。
冠婚葬祭のお金や、人に返すお金など、現金が手元に必要なシーンは多々あるため、ATMで引き出すやり方は知っておくと良いでしょう。
また、コンビニのATMは、24時間キャッシングが利用できます。
電話で申し込み
電話で申し込むやり方は、電話できる場所ならどこでもキャッシングが可能であるため、おすすめです。
電話で申し込む一般的なやり方は以下のとおりです。
- クレジットカード会社HPからキャッシング申し込み電話番号を調べる
- 電話する
- 希望金額や銀行口座を伝える
- 口座残高の確認
借りたお金は銀行口座に振り込まれます。
そのため、公共料金や、携帯料金の引き落とし時、口座残高が足りない場合に役立ちます。
インターネットで申し込み
インターネット環境があれば、PCやスマホでキャッシングが利用可能です。
インターネットで申し込む一般的なやり方は以下のとおりです。
- クレジットカード会社の会員ページにログイン
- メニュー一覧から「キャッシング」を選択
- 借入金額や返済方法を選択
- 口座残高の確認
借りたお金は指定口座に振り込まれます。
人と話す必要がないため、電話で申し込むより気軽にキャッシングが可能です。
アプリで申し込み
クレジットカード会社の多くは、専用アプリを配信しています。
スマホと専用アプリがあれば、いつでもどこでもキャッシングが可能です。
アプリで申し込む一般的なやり方は以下のとおりです。
- クレジットカード会社のアプリを起動
- カードのサービス一覧から「キャッシング」をタップ
- 借入金額や返済方法を入力
- 暗証番号を入力
- 口座残高の確認
スマホのアプリでお金が借りられるため、より気軽にお金を借りることができます。
また、電話でのキャッシング同様、指定口座に振り込まれるため、公共料金や、携帯料金の引き落とし時、口座残高が足りない場合に役立つでしょう。
キャッシングで借りたお金の返済方法

キャッシングで借りたお金の返済方法は、借入の際に決める必要があります。
返済方法は一般的に「一括返済」と「リボ払い」があり、返済方法によって、利息や返済金額が変わるため、理解しておきましょう。
次項より順番に解説します。
一括返済
一括返済は、キャッシング金額と利息を一括で、翌月の設定日に返済する方法です。
設定日とは?
設定日は返済期日です。
設定日はクレジットカード会社によって異なるため、キャッシング利用前に返済期日を確認しましょう。
以下条件での利息と返済総額の例を紹介します。

以上のように、一括返済は利息の負担を軽くできます。
翌月の設定日までに、利息を含めた返済額が用意できそうであれば、積極的に一括返済をおすすめします。
リボ払い
リボ払いは、あらかじめ設定した金額を毎月返済し、支払い残高がなくなるまで続く返済方法です。
毎月の返済額が一定であり、支出を管理しやすいことがメリットです。
以下条件での利息と返済総額の例を紹介します。

一括返済と比較し、利息と返済総額が高いことが分かると思います。
リボ払いが少額の場合、返済期間は長くなり、利息が高くなるため、借りすぎないよう注意が必要です。
しかし、毎月の支出が一定で管理しやすいため、返済計画が立てやすいでしょう。
各社キャッシングのやり方(利用方法)と返済方法

各社キャッシングのやり方、返済方法は大きな違いはありません。
しかし、各社細かな手順が異なるため、利用予定のある人は、公式サイトを確認しておくことをおすすめします。
紹介するクレジットカード会社は以下のとおりです。
三井住友カード | 楽天カード | JCBカード | 三菱UFJカード | |
キャッシング枠申し込み方法 | Webページ「Vpass」にて | Webページ「楽天e-NAVI」にて | Webページ「MyJCB」または「0120-833-633」に電話 | Webページ「MUFG」または「0570-007785」に電話 |
ATMでキャッシング | 上記「キャッシングのやり方」と同様 | 上記「キャッシングのやり方」と同様 | 上記「キャッシングのやり方」と同様 | 上記「キャッシングのやり方」と同様 |
電話 | 「0120-863724」に電話 | なし | 「0120-3540-33」に電話 | 「0570-007785」に電話 |
アプリ | Vpassアプリ | 楽天カードアプリ | myJCBアプリ | MUFGカードアプリ |
Webサイト | 「Vpass」にログイン | 「楽天e-NAVI」にログイン | 「MyJCB」にログイン | 「MUFG」にログイン |
海外キャッシング | 海外ATM、海外提携金融機関で利用可能 | 海外ATM、海外提携金融機関で利用可能 | 海外ATM、海外提携金融機関で利用可能(翌月10日に一括返済) | 海外ATM、海外提携金融機関で利用可能 |
返済方法 | 「リボ払い」「随時返済」 | 「1回払い」「リボ払い」 | 「キャッシングリボ払い」「キャッシン1回払い」 | 「リボ払い(カードローン)」「1回払い(キャッシング)」 |
キャッシング前にやり方を確認しておけば、万が一急にお金が必要になったときでも慌てなくて済むでしょう。
キャッシングの注意点

キャッシングは、ATMやアプリなど、さまざまなシーンでの利用が可能であるため、気軽にお金が借りられます。
しかし、キャッシングの注意点を理解しておかないと、キャッシング利用時や、返済時に「こんなはずじゃなかった」と後悔するかもしれません。
キャッシングの注意点は以下のとおりです。
- 審査に通過していないと借りられない
- 利用限度額がショッピング枠と共通
- 返済が遅れると遅延損害金が発生する
キャッシング利用前にしっかりと注意点を理解して、もしもの時に後悔しないように気をつけましょう。
審査に通過していないと借りられない
キャッシングでお金を借りるためには、クレジットカード会社の審査に通過する必要があります。
また、審査は長くて1週間ほどかかることもあるため、キャッシング予定のある人は注意が必要です。
冠婚葬祭や、急な通院でお金が足りず困った経験のある人は、審査を申し込んでおくとよいでしょう。
利用限度額がショッピング枠と共通
クレジットカードには、利用限度額が設けられており、利用限度額を超えて利用できません。
そして、ショッピング枠とキャッシング枠の利用限度額は共通となっています。
「利用限度額・ショッピング枠・キャッシング枠」の関係性は、以下のようなイメージとなっています。

上記の条件で、40万円分の買い物をクレジットカード払いした場合、ショッピング枠で40万円使っているため、キャッシングで借りれらる金額は10万円以下となります。
クレジットカード払いをよく利用する人は、キャッシングしたい時に必要な金額を借りられない可能性があるため、利用限度額に注意しておきましょう。
返済が遅れると遅延損害金が発生する
キャッシングには返済期日があり、期日までに返済できない場合、遅延損害金が発生します。
遅延損害金は、借入金に20%の年率を掛けた金額が相場です。
以下条件での遅延損害金と総支払額の例を紹介します。

返済が遅れれば遅れるほど、返済総額は高額になるため、キャッシングの際は、遅延が発生しないように返済計画を立てましょう。
キャッシングに関するよくある質問

注意点を理解し、上手くキャッシングを利用すると、急な出費があっても慌てることがなくなるでしょう。
しかし、理解せずにキャッシングを利用すると、毎月の返済で苦しい思いをする可能性があります。
キャッシングのことをより理解するために、キャッシングに関するよくある質問を以下にまとめました。
- 海外でのキャッシング方法は?
- 学生でもキャッシング利用可能?
- 返済額のシミュレーションがしたい
- 1回払いの利息の計算方法は?
順番に解説します。
海外でのキャッシング方法は?
海外キャッシング対応のクレジットカードであれば、事前に「海外キャッシング枠の増額」を申し込んでおくことで、海外でもキャッシング可能です。
一般的な海外キャッシングのやり方を解説します。
- Mastercard/Visa/JCBロゴマークのあるATMを探す
- クレジットカードを挿入
- 表示言語を選択(以下はENGLISHで解説)
- 「PLEASE ENTER YOUR PERSONAL ID CODE AND PRESS”ENTER”」と表示されたら、暗証番号を入力し、「ENTER」
- 「CASH WITHDRAWAL」を選択
- 「CREDIT CARD」を選択
- 借入したい金額を選択
- 「PRESS IF CORRECT」を選択
- お金と利用明細を受け取る
- 「NO」を選択
- カードを受け取る
海外キャッシングは、海外旅行中に現地通貨が足りなくなった場合に役立つため、海外旅行の予定がある人は、事前に「海外キャッシング枠の増額」を申し込んでおくといいでしょう。
学生でもキャッシング利用可能?
学生でも安定的な収入が証明できれば、キャッシングの利用が可能です。
クレジットカード会社の審査は、年収、持ち家かどうか、家族構成、借金の有無などの情報を元に返済能力を審査します。
返済能力が認められると、キャッシングが可能となります。
しかし、クレジットカード会社によっては、安定的な収入があっても、学生不可のカードもあります。
クレジットカード申し込み前に、「学生の利用が可能か」確認しましょう。
返済額のシミュレーションがしたい
リボ払いの計算は、単純な計算で求めることが難しいため、金融庁の「借金シミュレーター」で目安を確認するといいでしょう。
リボ払いの「借金シミュレーター」の手順は以下のとおりです。

※引用:金融庁「借金シミュレーター」
- 借金の種類「クレジットカード」を選択
- 借入予定額を入力
- 「リボ払い」を選択
- 金利を入力
- 毎月の返済額を入力
- 合計返済額と毎月返済金額を確認
以上が金融庁のシミュレーター利用方法です。
他にも、クレジットカード会社が公開している「返済額シミュレーション」もあります。
各社シミュレーションは下記のとおりです。
- 三井住友カード:「お支払い調整シミュレーション」(リボ払い)
- 楽天カード:「キャッシング返済シミュレーション」(リボ・1回払い)
- JCBカード:「キャッシングリボ払いの返済シミュレーション」、「キャッシング1回払いの返済シミュレーション」
- 三菱UFJカード:「キャッシングご返済シミュレーション」(リボ・1回払い)
返済計画を立てずにキャッシングを利用すると「返済期日までにお金が用意できない」や「思ったより返済金額が高額で生活が苦しい」などの事態となる可能性があり、キャッシングを利用したことを後悔してしまうかもしれません。
後悔しないために、キャッシングは「返済額シミュレーション」にて、返済計画を立てて借入しましょう。
1回払いの利息の計算方法は?
1回払いの利息の計算方法は下記のとおりです。
以下条件での計算式と総支払額の例を紹介します。

リボ払いの場合、完済までの計算は複雑であるため、前項「返済額のシミュレーションがしたい」をご参照ください。
まとめ

キャッシングのやり方は「ATMを使う・電話で申し込む・Webやアプリで申し込む」など、さまざまなやり方があります。
そして、キャッシングの返済方法は「指定口座に入金する方法・ATMやアプリで振り込む方法」などが選べるため、自分に合った方法で返済可能です。
しかし、キャッシングのデメリットは利用限度額が低く、利息が高いことです。
長期で借りる場合や、借入額が高額になる場合は、返済が苦しくなる可能性があるため、ライフスタイルを見直す必要があるでしょう。
反対に、キャッシングのメリットは、融資の早さや国内外のATMで借入できるため、万が一お金が足りず困った時でも気軽に利用しやすいです。
ケガや病気による通院や、冠婚葬祭などの出費は、自分でコントロールできず、出費が重なるとお金が足りず慌ててしまうかもしれません。
そんな時に慌ててしまわないために、キャッシングのメリット・デメリットを理解し、キャッシング利用の際は返済計画を立てた上で利用しましょう。
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